…初めての感触

彼女の中が熱くて
おれの体温も上昇していった。


意識しなくても身体が反応する

「あ…っ、あ…ぁぁ…陸…陸ぅ…っ…」


おれが動く度にユカリはヨがり
声はどんどん大きくなっていった。

その声に興奮し
もっともっと聞きたくてユカリを抱いた。

夢中で腰をふり続ける

「陸…っ…後ろからも…してみて…?」


そうお願いされて
体勢を変える。

後ろからユカリを抱きしめながら、おれはさらにユカリを愛した。

初めてにしては頑張ってたと思う。
終わるのが…イくのが惜しくて

おれは耐えた。

だけど快楽をむさぼり続けて…二人共、限界だった。

おれだけがそう思っていたかもしれない。
彼女は経験豊かな女性だから…

初めてのおれに気を使ってくれたのかもしれないって…後で気付いた。

ユカリはおれの上に
またがった。

「陸…イっちゃ…ぅ…やだ…イく…イきそう!」

「ユカリ…!」

おれは起き上がりユカリを抱きしめて

ユカリの中で
果てた…


ユカリの中でおれが脈打っている…

少しの間、ユカリと抱き合っていた。

そして彼女から引き抜き、おれの体液が溢れないように
うまくゴムを外した。