幼稚園での行事とかこなしていく中で、おれの印象に残ったのは


やはり母親との勉強の事。

幼稚園から高校まではエスカレーター式の有名私立学校だったのに

母親は教育熱心で、最初は自分でおれに勉強を教えていたのに

翌年には家庭教師を雇う程だった。

そんな状況の前には幼稚園時代の思い出も薄く思えて仕方ない。


こんな記憶でいいのか疑問に思えてくるな。



そしておれは小学校に入学。

新しい生活

でも幼稚園からそのまま進学だから、周りの顔は知ったヤツばかりだった。

当時何が自分達の中で流行った遊びだったか。それはおれの人生を振り返っても多少思い出す事ができて楽だった。


このシナリオのスゴいと思うのは、細部までこだわってる事だ。

ここで出会って、仲良くなるクラスメイトの名前、性格、果ては住所まで設定されていた。

数人の友達と遊んだ出来事。
運動会や遠足


何度も何度も頭に叩き込んだ。

それでも次の一年を覚えた頃、去年の記憶は薄れていく。

覚えているのは印象に残ったいくつかの出来事のみ。

その中で特に印象深い事は五年生の時

父親の祖父母が事故で亡くなった事だった。