一度触れ合ってしまったら離れ難くなってしまったの…



まるで麻薬みたいだ



あたし達はそのままホテルへと入って行った。

ずっとずっと
幸せって気持ちを感じていたいの

ハルトをもっと感じていたい…

ベッドの上で今度はちゃんとキスをした。

むさぼるように唇を求め合って

ハルトの長い舌があたしの舌を求める
まるで食べられちゃうみたいだね…


彼はあたしの身体を確かめるようにラインに沿って手を這わせていき

それと同時に耳たぶを軽く噛んで、感じさせた。

「…んっ…」

あたしは思わず声を漏らした

ハルトは服を脱がせつつ、さらに首筋や肩にキスをして舌を這わせている

それだけで感じちゃうよ…

「…いいの?」

ハルトが確認するように聞いてきた。

あたしはもちろん即答しようとして…ハッとした。

ハルトは何故確認したのか?



17歳なら…当然あり得る事だったからだよね…?


あたしは不安いっぱいでハルトに答えた。

「ハルトとしたい…だけど…あたし…処…女じゃないの…軽蔑する?やっぱり付き合うのもナシ?」


嫌われるかもしれない

軽蔑されるかもしれない…


ハルトの答えが怖かった…