藤紀が帰ってきたのは翌日の、さらに深夜。
日付はとうの昔に変わってる…二日間戻ってこなかったって事になる。
深夜だったせいか藤紀は静かに鍵を開けて音を立てないように部屋に向かった。
あたしはずっと起きて待ってたから、藤紀の顔が見れて嬉しくて藤紀に声をかけた。
「おかえり!遅かったね?帰らないなら連絡してくれれば良かったのに…ずっと待ってたんだよ?」
あたしは当然返ってくるであろう言葉を待っていたのに、藤紀の態度と言葉はまるで違った。
「悪いけど忙しいんだ…」
「えっ…ご、ごめん」
そう言うと藤紀はあたしの顔も見ずに部屋に入ってしまった。
…藤紀が怒ってる…?何かあったの?
わかんない…あたし何かしたの?
スゴい不安にかられた。てっきり優しい言葉をかけられると思ってたから余計に藤紀の冷たい態度が悲しかった。
例え、学校とかで何かあったとしても…明日になればきっといつもの藤紀に戻ってるよね?
そう自分に言い聞かせて自分の布団へと戻った。
到底眠れるワケもない…あたしはずっと、あれから眠れなかった。
寝不足でも死んだりするかな…?なんてバカな事を考えたりしちゃうくらい眠れなかった。
日付はとうの昔に変わってる…二日間戻ってこなかったって事になる。
深夜だったせいか藤紀は静かに鍵を開けて音を立てないように部屋に向かった。
あたしはずっと起きて待ってたから、藤紀の顔が見れて嬉しくて藤紀に声をかけた。
「おかえり!遅かったね?帰らないなら連絡してくれれば良かったのに…ずっと待ってたんだよ?」
あたしは当然返ってくるであろう言葉を待っていたのに、藤紀の態度と言葉はまるで違った。
「悪いけど忙しいんだ…」
「えっ…ご、ごめん」
そう言うと藤紀はあたしの顔も見ずに部屋に入ってしまった。
…藤紀が怒ってる…?何かあったの?
わかんない…あたし何かしたの?
スゴい不安にかられた。てっきり優しい言葉をかけられると思ってたから余計に藤紀の冷たい態度が悲しかった。
例え、学校とかで何かあったとしても…明日になればきっといつもの藤紀に戻ってるよね?
そう自分に言い聞かせて自分の布団へと戻った。
到底眠れるワケもない…あたしはずっと、あれから眠れなかった。
寝不足でも死んだりするかな…?なんてバカな事を考えたりしちゃうくらい眠れなかった。