それから地獄の日々が始まった。

母親が居ない時は必ず『父親』と

SEXをした。

叫び声をあげると必ず

「静かにしろ!殺されたいのか!?」

そう言って、あたしを黙らせた。

ずっと怖くて
何をされても目をつぶって『父親』が果てるまで耐えた。

彼はあたしに
挿入しながら必ず言った。

「愛してるよ…」

そんなコトバと行為は続ければ続けるほど反比例してゆく…


どこに愛情が存在するの?
あたしの『何』を愛してるの?

愛してるのに
あたしを地獄へ突き落とすの?

毎回毎回、神様を憎んだ。

そんなもの存在しない

奇跡だって起きない

いつまで待っても
王子様なんて現れないし

あたしは汚れてゆく…

ますます父親のする事はエスカレートしていった。

したくなったら『娘』と平気でホテルに入るし、最悪は
母親が家に居るのに
あたしの部屋で・浴室でSEXをした。

母親はもしかすると…知ってるのかもしれない。

あたしは何もかもを疑い
何もかもを憎んだ。


そして、そんな行為に身体が慣れた頃

「ぁ…っ…イく…いっちゃ…ぅ…!」

身体だけ吐き気と共に
快楽を感じ

あたしも地獄に堕ちたのだと知った。