まだ信じられないって顔してぼーっとしていると、サラはあたしを奥の部屋へと案内してくれた。

「ホラ、シャワーあるから浴びなさい」

「あ、ありがとう…」

あたしは遠慮なくシャワーを借りた。

あんな路地でえっちしたし…あの変態に触られたトコロが気持ち悪い。

備え付けのユニットバスは狭かったけれど、あたしにはそれでも充分有り難かった。

熱めのお湯で…アチコチを消毒するように、イヤな事も全て洗い流すの。

お金の為にSEXした時はいつもそうしてた。

長めのシャワーを終え、上がると新しいタオルと着替えが置いてあった。

どうやらサラが用意してくれたみたいだ。

やっぱりあたしは遠慮なく使わせてもらった。
遠慮なんかする余裕などどこにもなかった…


着替えをしてビックリ

「サラ…これって…」

隣の部屋にいたサラに声をかけた。

お嬢様ワンピって感じの服じゃない?

「可愛い~似合うわよ!!」

「仕事の衣装じゃん…サラの?」

「違うわよ。ミカちゃんの」

「あぁ…そぉ。ミカちゃんのなんだ…」



ミカちゃんってダレ?


…ってツッコミたかったけど。
まぁいっか…

サラのじゃ体型が合わないもんね。