ミハルちゃんはやっと落ち着き、スプーン

を手に取り、カフェ名物の「特大フルーツ

パフェ」の続きを食べ始める

巨大パフェ。

よく食べるな、このヒト

いつも思うけど

ちなみに私の前には、普通サイズのチョコ

レートパフェ

ひとしきり特大パフェに手をつけたミハル

ちゃんはおもむろにスプーンを置き

両手を伸ばし

私のほっぺたをつまむ

「…まったく、この子ったら」

「何かあったら、私はどうしたらええん

よ」

とぶつぶついいながら、私のほっぺたを

むにゅむにゅとつまむ

むにゅむにゅむにゅ

ミハルちゃん、なんかお母さんみたい

「イタタタ…ミハルちゃん、やめてよ」

私のか弱い抗議に、彼女はまたしても我に

帰り「むにゅむにゅ攻撃」を中止する