「メガネ!何がおかしいの?」

「は、はい!何でもありません!」

「…ふん。

第四の理由。これが一番大事

プラグラムをインプットする際、よこしま

な意志で、機器を操作すると…」

「すると…?」

プログラムが暴走し、オーバーロードを起

こし…そして…」

「そ、そして?」

「精神に異常を来たし、最悪の場合は廃人

となる…

イッヒヒヒヒ…!」

不気味に笑う、マッド・サイエンティスト…

ミハルちゃんは、顔面蒼白

「それから、何らかの原因でインプットを

途中で中断すると、生命の危険を生じさせ

る。

あなたたちも見たでしょ?途中中断したテツ

の、あの今にも死にそうな様子」