うわうわうわ、どどどどうしよう?

頭の中がいっぱい状態になり、とりあえず

自分の部屋に入る

…困ったときは、あの人に相談だ

スマホを取りだし、ミハルちゃんに電話を

かける

「ミハルちゃん、夜遅くごめんね」

夜10時。ひとまず謝る

「ぎゃーはっはははっ!」

いきなり大笑いが通話口から奔流のように

溢れ出す。びっくり!何?

「ああ、りおちゃんか、どないしたん?」

…背後にテレビの音が聞こえる。おおかた、

お笑い番組でも見て、笑い転げていたんだ

ろう

私はミハルちゃんに、今日あった出来事を

話す

歴女宅を訪問し、歴史のお勉強をしてきた

こと

家に帰ってきたら、テツ君が来ていたこと

明日、デートに誘われたこと…等々