リーダーが眼にも止まらぬ早業で階段をか

けあがり…刀を抜き…男性に一閃のもとに

斬りつける

男性はゴロゴロゴロと階段から転げ落ち…私

の足元に倒れる

きゃあああっ!

私はたまらず叫ぶ、が、声は出ない

やめてやめて!こんなことやめて!

私は…ただの女子高生なんですよ?

人殺しなんて…やめてください!

見たくありませんから!

リーダーは構わず階段をかけ上がる

私たちも、それに続く

2階の一室の引き戸を開ける

内部を見回す…15人くらいいる!

私たちを睨み付ける眼、眼、眼…

その人たちに向かって、リーダーが叫ぶ

「新撰組の御用改めである!

手向かう者は、斬り捨てる!」

…うわ!いやだ!いやだ!