切り替えが早い…ように見えて、実は自分も

不安でいっぱいなはずだけど、そんなこと

はおくびにも出さず

不安に思う、私を元気付けようと、彼女な

りに必死なのだ

暖かくて…ありがたくて…

「白熊アイス」を食べる自分の視界がぼや

けて…ポロポロと、涙が…

「りおか!何を泣いとんねん!

アイス溶けるで!」

そういって、彼女は私の肩をばんっ!と叩く

メガネがずれる

「うん、うん、

アイス、おいしいね!」

私たちは、コンビニ前のベンチに腰掛け、

アイスをむさぼり食べる

…その後、コンビニの駐車場を出た私たちは

帰路につき、私の家の近くでミハルちゃん

と別れる

家族と晩御飯を食べ、お風呂に入る