はぁ…… ここどこ? 私は、なんで夜にこんな場所にいるんだろ…… そう思いながら歩いてる私は、中学3年の咲葉(さくは)。 それ以外のことは何も覚えてない。 「危ない!」 急にそんな声が聞こえてきた。 「えっ?」 振り向こうとした瞬間に私の体は誰かによって倒れた。 「お前、こんな場所にいたら危ないだろ!」 え、私? ってことは、この人私を助けてくれたの?