愛してる。

「この服可愛いなぁ〜！」


ん〜全部可愛い！！

「店員さん、ここからここまでの洋服全部ください！」



「え！？あ、かしこまりました！！」



なんだか驚いているようだったけど気にしない
だって、よくある事だし…ね？


「ありがとうございました〜！」



両手に沢山の荷物を持って店を出た。
次は〜…クレープ食べたいなぁ。
いつものとこで食べよ！




目的のクレープ屋さんまで歩いていると…


あ、瀬良君…？



「瀬良君！何してるの？」



「うわっ、なんだ奈良か。」


目を見開いてて、驚かせちゃったようで申し訳ない。



「俺は、散歩。お前は？」


「私はお買い物してたの」



へぇ〜っと私の両手を見てまた目を見開いていた。



「おまえ、それ全部服？」


「うん？そうだけど」


意外に重たいんだよね、これ。
あ、そうだ。

「瀬良君、クレープ奢るから、この荷物もつの手伝ってくれない？」



丁度いい所に荷物持ちがいるじゃん！