校長先生のお話しやら色々終わり、入学式も終わった。


私は1-Aクラスへ向かった。




「そんじゃぁ、みんな集まってるな?俺はこのクラスの担任の石野宮だ、まぁ高校生活色々頑張ってくれ」



それだけ言うと、解散といい、クラスのみんなはバラバラに帰り始めた。



私も帰ろっと。


席を立った時

「お前、名前何ていうの」


後ろから話しかけられた気がした。
振り向くとさっき助けてくれた瀬良くん?
だった。


「あ、私?私は奈良理乃です。」


「へぇ〜」



って、聞いてきてその反応は無くない?!

「俺は瀬良奏斗。まぁ、よろしく。」



そう言うと、瀬良君は教室から出ていった。




なんなの、瀬良君って。