瀬良君が私の彼氏…


「じゃぁ、やってもらおうかな?」


「おう、いいぜ?」



あ、本当になってくれるんだ。半分冗談だと思ってた。


「そんじゃ、俺帰るわ。じゃあまたな、理乃。




今、名前…


「うん!またね…奏斗…!」



なんか、ちょっとウキウキする…なんちゃって


奏斗を見送って私は自分の部屋に戻った。


「奏斗が、彼氏…ふふっ」



初めての彼氏(仮)に私はとても心浮かれていた。
よく考えたら、今日あったばかりなのに色々あったなぁ。



なんてことを考えながらいつの間にかねていた。