「着替えてるのにごめんね〜」

申し訳なさそうな表情の真桜さん。


「全然大丈夫。てかいつものことだし」


もう一年もこんな感じだから慣れた。


「まぁそうなんだけどね〜」


あはは〜と笑いながら膝に鞄をおいて座る真桜さん。


その姿が可愛い。


そんな感情に浸っていたら、ふと目の前に差し出されたもの。