とうとう明々後日にクリスマスを迎える。

ま『えり〜帰ろ〜』

私『あっごめん!今日先生に進路のことで伝えたいことがあるから先帰ってて!』

ま『そうなの?!りょーかい!』

そう言って職員室で先生と色々と進路の事を話していると外は薄暗くなってきていた。

私『失礼しました。』

ふぅ〜終わった〜!にしても外暗いなぁ。
ちょっと怖いな。そう思い走って帰ろうと階段付近を走っていると

ーバンッ

こ『いって!!』

私『いった!!』

次の瞬間!!
私の走っていた勢いが強過ぎたのか、光を踊り場で押し倒してしまいそのまま唇が重なってしまった。

私『っ…//』

やっば…何この状況!!!!
心臓もたないって!やばいよ…

私『ごっごめん!!!…』

私が急いで起き上がって立ち上がろうとすると

ーグイッ

私『え?!』

座っている状態で抱き寄せられてしまった。

こ『…』

私『なっ何…?!』

ドキドキが本当に収まらないよ…!!

そうすると光は我に帰ったかのように

こ『あっ…!ごめん!!…つかお前ぶつかったくんなよ!!うっぜ』

私『何よ!…じゃっじゃあ私帰るからっ(くっら。やっぱ怖いな…)』

こ『っ! お前1人で帰んの?』

私『そうだけど?!なんなの』

こ『さすがに危ねぇだろ、歩き?』

私『うん。』

こ『俺チャリだから乗ってけよ、送ってやるから』

私『い、いいの?』

こ『ぉう』

そうしてその日は少し気まずい空気が流れつつも2ケツで送ってもらった。

自分の部屋に付くと、

私『ふぅ〜。ちょっと待って?え?私さっきキスしたよね?!あいつと?え?!普通にやばいよ!!』

ードキッ

またドキドキしてきた。
なんだか嬉しくてたまらない気持ち。
もしかして私っ…