ま『進路相談どうだった?』
私『さすがにファッションデザイナーとはイキナリ言えなかった。。。』
ま『そうだったんだー…。私さ看護師になりたいって言ってたじゃん?看護師になる為の大学がたくさんあってさ、なんかもう何処にすればいいのか分かんなくなっちゃったよ』
私『まじか!大変だねっ(>_<) あっそういえばさ昨日っ…』
ーガラッ
ま『ん?うっわ細田先生もうきたよ!また後で聞かせて!』
私『りょーかい!』
そういうと2人とも自分の席に着いた。
先『号令〜』
「起立!礼!着席!」
先『え〜、今日は皆んなに報告があるので少し早めに来ました〜。』
"ん?報告?なんだろ"
教室が少し騒めいていると、
ーガラッ
私『?!』
な、な、な、なんで?!
先『転校してきた"草野光(くさのこう)"くんだ。』
こ『こんにちは。草野光です。今日からよろしくお願いします。』
"はぁぁぁぁぁあ?!ちょっと待って。あっ!だからあの時職員室にいたんだ。なるほどね。でも何でよりによってこいつなの!"
気が付くとクラスの女子達がはしゃいでいた。理由は。まぁ確かにルックスは完璧。でもみんな知らないあいつの本性。
先『じゃあ草野の席はー。長友の隣空いてるから座れ。』
こ『はーい。(って、ん?!あいつどっかで会った事…)』
そうすると彼は私の隣の席に座った。
"隣とかほんと最悪なんだけど!もぉおお!"
こ『よろしく!えっと…名前は?』
イキナリ彼が尋ねてきた。
"え?もしかして忘れてる?うっそ、ラッキー♪"
私『あっ、よろしく。えっと名前は、長とっ…』
こ『ガン見ちゃんだ!!あーー!思い出した!あの時のねっ』
うっっっっっわ!もう最悪すぎるでしょ!!
なんで覚えてんのこいつ!しかも大きい声で!ありえない!
私『がっガン見ちゃん…?!それは…!』
"待てよっ?これは私が身に覚えのない演技をすればなかったことに…?!( ͡° ͜ʖ ͡°)
私『おっ、おもしろ〜い!初対面であだ名つけるなんて!(^^)』
こ『は?何言ってんの?俺はハッキリ覚えてるんで嘘ついても騙せねぇよ』
私『誰が嘘なんて!!!…べっ別に嘘なんかついてないよ?(╹◡╹)』
こ『やっぱあん時の人じゃん。』
あーーーーーもう!ほんと最低!なんでみんなの前でわざわざそんな事言うの?!
もうこいつやだ!大っ嫌い!
こ『まあ"こう"って呼んで』
1限目が終わり、麻実が駆け寄ってきた。
ま『何々〜?!なんか仲良くなぁい?』
私『仲良くなんかないって!それよりさっき私が言いかけた事聞いて!』
ま『あっそうだったね!なんなの?』
そして私はあいつとこの間会った時の事を話した。
すると、、
ま『なっにそれ?!そりゃ見た事ない男子いたらガン見くらい誰でもするっつーの!にしても、あのルックスは完璧だと思ったんだけどねぇ』
私『だね。』
この時はまさかあんな奴に私が…
そんな事想像もしていなかった。