〜菜穂side〜
直也に梅雨桜の下まで連れてってもらってから約1週間。
学校にいっても良いという許可が医者から降りたので学校に行くことになった。
直也から聞いたけど真帆さんはあの後警察に捕まって退学させられたとか…
けれども足が震える…怖くて仕方がない…腕のアザはまだ治ってないからズキズキと痛む…怖い…怖い…!
すると突然直也がガシッと肩を掴んで
「大丈夫。皆心配してた。だから…心配するな。俺もずっと一緒にいるから。」
その言葉で…震えていた足も腕のアザの痛みも怖さも全て吹き飛んだ気がした。
教室に行くとまず飛び込んできたのが環だった。
「菜穂!大丈夫だった?!気づけなくって本当にごめんね!」
環は私の事を抱きしめて言った。
「ありがとう…腕はまだ痛むけど…だいぶ治ったから。」
「よかった!本当によかったよ!なにかあったらすぐに言うんだよ!出来ることは全部やるから!」
「ありがとう…本当にありがとう…。」
クラスの子もよく話しかけてきた。
「怪我大丈夫?」とか「何かあったら相談しろよ」とか。
先生にも少し話を聞かれたけど…よかった。
私ここにいてもいいんだって凄く思った。
直也に梅雨桜の下まで連れてってもらってから約1週間。
学校にいっても良いという許可が医者から降りたので学校に行くことになった。
直也から聞いたけど真帆さんはあの後警察に捕まって退学させられたとか…
けれども足が震える…怖くて仕方がない…腕のアザはまだ治ってないからズキズキと痛む…怖い…怖い…!
すると突然直也がガシッと肩を掴んで
「大丈夫。皆心配してた。だから…心配するな。俺もずっと一緒にいるから。」
その言葉で…震えていた足も腕のアザの痛みも怖さも全て吹き飛んだ気がした。
教室に行くとまず飛び込んできたのが環だった。
「菜穂!大丈夫だった?!気づけなくって本当にごめんね!」
環は私の事を抱きしめて言った。
「ありがとう…腕はまだ痛むけど…だいぶ治ったから。」
「よかった!本当によかったよ!なにかあったらすぐに言うんだよ!出来ることは全部やるから!」
「ありがとう…本当にありがとう…。」
クラスの子もよく話しかけてきた。
「怪我大丈夫?」とか「何かあったら相談しろよ」とか。
先生にも少し話を聞かれたけど…よかった。
私ここにいてもいいんだって凄く思った。