~菜穂side~
直也と恋人になってから約2週間。
最初はテレビ局の人とかが取材に来たりしてて本当に大変だったけど…やっと落ち着いてきた。
今は…直也と遊園地へお出かけ中。
楽しんで夕日も沈んできてるけど…
「お二人の関係は?!」
「直也さん!その子の魅力とは?!」
目の前にはカメラを持ったテレビ局の人とそれに加わって質問を飛ばしてくる遊園地のお客さん…
まさか見つかるとは…
「やっぱり家でゆっくりするのが良かったか…」
少し落ち込んでいる直也を見るとなんか笑ってしまう。
「なんで笑ってるの?」
「え?だってしょんぼりしている直也なんか可愛いんだもん…」
「…二人でゆっくりしたかったのにな…」
「…仕方ないよ。諦めて少し話聞こうか?」
周りではザワザワと話しているテレビ局の人と遊園地のお客さん。
「…ねぇ。菜穂…ちゃんと掴まっててね?」
すると私の体はふわっと浮いた。
「ちょっと?!直也!下ろし…」
「だめ。すぐに逃げるから待って。」
すると直也は私の体をお姫様抱っこしながら走って観覧車に走り込んで「すいません!乗っけてもらっていいですか!」と遊園地の人に頼んで乗せてもらった。
「はぁ…やっとまいたけど…1周したらまた捕まるのか…」
「い、いまは考えないでおこう!」
「夏休み位高校生らしくゆっくりしたかった。」
やっとこうやって時間もとれるようになって二人でスタジオやお出掛け行けるようになったと思ったけど…そうじゃなかったみたい。
「今度は家でゆっくりしようね。また合同曲練習出来るし。夏休みはそうやって過ごすしかないかもね。」
「せっかくふたりで来たのに…」
やっぱり直也の機嫌は治らない。
直也と恋人になってから約2週間。
最初はテレビ局の人とかが取材に来たりしてて本当に大変だったけど…やっと落ち着いてきた。
今は…直也と遊園地へお出かけ中。
楽しんで夕日も沈んできてるけど…
「お二人の関係は?!」
「直也さん!その子の魅力とは?!」
目の前にはカメラを持ったテレビ局の人とそれに加わって質問を飛ばしてくる遊園地のお客さん…
まさか見つかるとは…
「やっぱり家でゆっくりするのが良かったか…」
少し落ち込んでいる直也を見るとなんか笑ってしまう。
「なんで笑ってるの?」
「え?だってしょんぼりしている直也なんか可愛いんだもん…」
「…二人でゆっくりしたかったのにな…」
「…仕方ないよ。諦めて少し話聞こうか?」
周りではザワザワと話しているテレビ局の人と遊園地のお客さん。
「…ねぇ。菜穂…ちゃんと掴まっててね?」
すると私の体はふわっと浮いた。
「ちょっと?!直也!下ろし…」
「だめ。すぐに逃げるから待って。」
すると直也は私の体をお姫様抱っこしながら走って観覧車に走り込んで「すいません!乗っけてもらっていいですか!」と遊園地の人に頼んで乗せてもらった。
「はぁ…やっとまいたけど…1周したらまた捕まるのか…」
「い、いまは考えないでおこう!」
「夏休み位高校生らしくゆっくりしたかった。」
やっとこうやって時間もとれるようになって二人でスタジオやお出掛け行けるようになったと思ったけど…そうじゃなかったみたい。
「今度は家でゆっくりしようね。また合同曲練習出来るし。夏休みはそうやって過ごすしかないかもね。」
「せっかくふたりで来たのに…」
やっぱり直也の機嫌は治らない。