〜直也side〜
何もなく三日四日と経っていきコンサートの日に。
菜穂は俺が改造した楽譜も覚えていた。
これで完璧。
今は楽屋で準備
開始までは後3時間…今日は早く来たかった。
七瀬さんに菜穂の事を頼もうかな。
ヴァイオリン持ってきてもらいたいし。
ピアノの弦を確認している七瀬さんに声をかける。
「七瀬さん。おばさんには言っておくから菜穂のヴァイオリン持ってきてあげて。」
「直也様。ここにも一応ヴァイオリンはありますが…持ってきた方がよろしいのですか?」
七瀬さんはなんで?というように首を傾げている。
「菜穂にはあのヴァイオリンで弾いてほしいんだ。」
「…天宮様にこの計画のこと話さなくて良いのですか?」
「菜穂にはびっくりしてもらいたいしね。黙ってて。」
「…わかりました。」
俺のポケットにあるのは今俺がつけているのとお揃いのネックレス。
水色の石が雫型にはめられている綺麗なネックレスだ。
小さな箱の中に入ってる。
父さんは反対してきそうだから反対出来ないようにしてやろうと思ってこの計画をたてた。
今回のコンサートはテレビでも映る…らしい。
父さんがテレビ局に頼んで生放送だとか…今日知らされたんだけどさ…
父さんなんで大事な事いわないかな…
でもここで菜穂に思いを伝えたいと思った。
最後にはラフマニノフに加えて新曲も入っている。
専門家とかが聞いたらわかると思うけどこの曲は恋愛感情の不思議な音を意識してある。
このコンサートでやるならこの曲を使いたいと思った。
俺の感情は曲の方が上手く伝わるから。
何もなく三日四日と経っていきコンサートの日に。
菜穂は俺が改造した楽譜も覚えていた。
これで完璧。
今は楽屋で準備
開始までは後3時間…今日は早く来たかった。
七瀬さんに菜穂の事を頼もうかな。
ヴァイオリン持ってきてもらいたいし。
ピアノの弦を確認している七瀬さんに声をかける。
「七瀬さん。おばさんには言っておくから菜穂のヴァイオリン持ってきてあげて。」
「直也様。ここにも一応ヴァイオリンはありますが…持ってきた方がよろしいのですか?」
七瀬さんはなんで?というように首を傾げている。
「菜穂にはあのヴァイオリンで弾いてほしいんだ。」
「…天宮様にこの計画のこと話さなくて良いのですか?」
「菜穂にはびっくりしてもらいたいしね。黙ってて。」
「…わかりました。」
俺のポケットにあるのは今俺がつけているのとお揃いのネックレス。
水色の石が雫型にはめられている綺麗なネックレスだ。
小さな箱の中に入ってる。
父さんは反対してきそうだから反対出来ないようにしてやろうと思ってこの計画をたてた。
今回のコンサートはテレビでも映る…らしい。
父さんがテレビ局に頼んで生放送だとか…今日知らされたんだけどさ…
父さんなんで大事な事いわないかな…
でもここで菜穂に思いを伝えたいと思った。
最後にはラフマニノフに加えて新曲も入っている。
専門家とかが聞いたらわかると思うけどこの曲は恋愛感情の不思議な音を意識してある。
このコンサートでやるならこの曲を使いたいと思った。
俺の感情は曲の方が上手く伝わるから。