「母さん三日間ありがと。」

「「ありがとうございました!」」

「またいつでも来るのよ?」

「本当にありがとうございました。」

そう言って駅まで向かう。

「楽しかったねぇー!祭りも楽しかった!」

「ご飯美味しかったよね!」

「菜穂ちゃんは食べ物の方が印象強かったのかー?」

「だって美味しかったし!」

「花火綺麗だった。」

「確かになー!見てて楽しかった!」

「電車来たよ!乗ろっか!」

ペアは俺と菜穂。環と一樹。

一樹はほぼ強制。

菜穂は疲れてたのか寝てる。

…俺の肩に寄っかかって。

寝顔やっぱり可愛いな…

そう思いながら菜穂の頭を撫でる。

「ん……_」

気持ちよさそうに眠ってる。

終点が俺達が降りる駅だから寝てもいいよな…

そう思ってた時にはうとうとし始めてて瞼が重かった。

菜穂寝てるしいいかな。

俺は菜穂を抱きしめて眠ってしまった。