〜菜穂side〜

2日目の朝です!

さて楽しみな朝ごはん!本当に美味しいんだもん…!

「おはよう。ご飯は白米がいいかしら?それとも混ぜご飯がいい?」

「朝から炊いたんですか?!」

凄い手際の良さ…私には絶対無理だ…料理かぁ…

「違うのよ。昨日魚焼きすぎちゃって余ってねぇ。ご飯にほぐした魚と少し塩を混ぜただけよ?」

昨日の余り物までも美味しそうにリメイクされてるんですけども…

「よく魚余った時に作る。凄い美味しい。」

他にはタケノコの煮付けや卵焼きが置いてあった。

見てると凄いお腹すいてきた。

「みんな食べて。澄空達も。」

「わーい!兄ちゃん早く食べよう!」

やっぱり子供は癒される…

今めちゃくちゃにやけてるかも。

私は昨日と同じように澄空君と話しながら食べました。

そしてこれからの計画を立てる。

「午後までは空いてるけどどうする?」

「午後からはお祭りだからな〜俺凄い楽しみ!環ちゃん一緒に回ろうな!」

「え?う、うん。」

「菜穂。午前中一緒に出掛けようか。澄空も。」

「直也。どこに行くの?」

「後で教える。菜穂はヴァイオリン持ってきて。」