そっちもいい感じだった。

俺達入る隙がなかったよ。

「もうあと5日だよ?楽しみだなぁー!菜穂は何かしたいこと無いのー?」

「ええ?えっと…スイカ割り…とか?」

「おお!菜穂ちゃんナイスアイデア!途中でスイカ買ってこうか!」

「木刀は無いけどおばあちゃん家にバットはある。」

「あ!あと花火やりたい!夏と言ったら花火でしょ!」

「お祭りでも花火上がる。2つとも見れるよ。」

花火かぁ。よくおばあちゃんとやったな。

すると一樹が小声で「後で花火が綺麗に見える場所教えて…!」と言ってきた。

「あっちでな。」

「やりたいことは…もうないかな。それだけでも凄く楽しそうだよね…!」

「あと5日…早くこないかなー!凄い楽しみ!」