「本当はあたしi☆Risが好きで
i☆Risみたくなって…
そしたら春ともちゃんとした友達に
なれるかもって思ったんです。」



まりちゃんがそう言い終わると
あたしはまりちゃんを抱きしめた。



『ありがとう…』



「稚菜さん?」



そんなあたしに驚きを隠せないのか
あたふたするまりちゃん。



『春には言わないから
一緒に練習したり遊んだりしよ?
あたし友達になろう?』



あたしがそう言うと
真未とことりちゃんと縁ちゃんも
まりちゃんを抱きしめた。



みんなに抱きしめられた
まりちゃんは泣いていた。



「あたし…ロゼリアだから
春にあなた達のこと流出するかもしれないですよ?」




『いいよ…それでまりちゃんが
春に嫌な思いさせられないなら。
でもまりちゃんは絶対にそんなことしないって
あたし達はちゃんとわかってる。』




「ありがとうございます。」




それからまりちゃんとあたし達は
春にバレないようにつるむようになった。