『真未?ことりちゃん?縁ちゃん?
ついでに竜士も!』



「「「はい…;」」」




「え?俺はついで?」



みんな稚菜にびびってるし。




『練習行くよ。』



すると稚菜は社長にカギと書類を渡すと
スタスタと歩き出した。




「俺必要?」




ビクビクしながら竜士が聞くと
稚菜はクルッと振り向いた。




『と~~っても必要!』




「どこまで着いて行きます!」




みんながいなくなると
俺は思わず笑ってしまった。



「変な人だよね?
ってか竜士って人は稚菜の彼氏?」




「いや。仲間だ。」



俺が春にそう言うと春は
気に入らなそうな顔をした。