.+*:゚+。.☆







幹部室から出て、冷えピタや体温計など必要な物を持って総長室の前に来た。







『んー。入っていいよね?』







寝てたら悪いし、ノックしない方がいいかな。







ガチャ







『失礼しまーす。』







奏「こう...は?」







中に入ると奏翔がベットで具合悪そうに寝ていた。







頬は紅潮していて、息が荒く苦しそうだ。







『奏翔...大丈夫?』







奏「これで、大丈夫に見えるならお前の目は節穴だな。ゲホッ」







『だ、だよね。ごめん。』






私は、タオルで額についた汗を拭ってから体温計を出した。







『奏翔、取り敢えず体温もう一回測ろっか。』







奏「...あぁ。」







ピピピッ








しばらくすると、脇に入れていた体温計が鳴った。







差し出された体温計を手に取り、数字を見ると、







『さ、39.2℃!?』







私は、体温の高さに驚いてつい、大声を出してしまった。







奏翔「うるせー。頭に響く...。」







あ、ごめん。