「美加。修也の目。見てみ。」





  藍が茜に聞こえないような声で私に言ってきた。





  私はいわれたとうりに修也の目をみた。





  「どう??」





  「すごくまっすぐな目だと思う。
   なににも汚されていない。綺麗な目。」






  「だよね。あいつ、やっぱり本気なんだね。
   茜のこと。好きな女守りたいって今必死なんだよ。」





  

  「茜はいい彼氏が出来そうだね。」






  「なに言ってんの。美加にだって十分まっすぐばっかみてる
   バカ正直な彼氏がいるでしょ。あいつだって綺麗な目してる。」





  
  「うん\\\\\\」





  「そーいえば、私さっき修也たちの対戦相手ってやつらに
   絡まれたんだ。」






  さっきまで修也に見とれていた茜がふと話しだした。





  「え??茜??大丈夫なの??」




   
  藍が私に話を合わせてって合図かのようにウインクをした。