「おい。」





  「なによ。」






  なんで俺と話すときあからさまに態度かえんだよ・・






   そう。俺の好きな奴。




   おわかりの人もいるだろうが・・・




  茜だ。






  「あ、あ、あのよー。明日の放課後練習試合やんだよ。
   だ、だ、だから、その・・・見に来い。」




 
  「な、な、なんで私がバカ修也を見に行かなきゃなんないのよ。」





  「え??茜、行かないの??」




   
  「なんで??藍と美加は行くの???」







  「だって光輝もでるし☆美加だって光に来てって
   言われてたし♪」





   
  「茜も行こう。」







  なんか、よく分からないけど、来てくれそうな





  感じだ。






  「仕方ない。バカ修也。私は藍と美加と一緒にいるだけで
   バカ修也見に行くんじゃないからね!!!」





  「おう!!!じゃ。俺練習行くから。」






  俺は茜が見に来てくれるのが嬉しくて




  つい顔が緩むのが分かった。





  それを隠すために俺はその場から急いで離れて




  グラウンドへと走った。