「も・・・もしかしてキス魔!!!????」




  いや・・・・普通好きな女の前では誰でもそうなるだろ。




  「かもな((笑」





  「でも、他の女の子にしちゃダメだよ・・・・。」




  「そこらへんは安心だな。俺は藍の唇にしか
   興味ないし((笑」




  「うん☆ん!!??なんか光輝、変態みたい((笑」





  どこがだよ。




  ガチャ。




  ふと音のするほうに目をやる。




  すると・・・・



  「いやー。やっぱりそーゆー関係じゃないっすか。
   お二人さん☆」




  「あーあ。俺も藍ちゃん狙ってなたのになぁ。
   光輝、相手じゃ勝ち目ねーし。」



  そこには悠と修也がニヤニヤしながら立っていた。




  「お前ら見てたのかよ。」




  「さぁー。どうでしょう((笑」




  こいつらいつか絞める。



  藍は恥ずかしさで顔を真っ赤にして下を向いている。



  「まぁまぁ。俺らのことはさておき、
   入学式始まるぞ。」





  「そうそう。先生達と生徒会が必死に藍ちゃん探してるから
   呼びに来た。」






  あぁ。もう、そんな時間か。



   

  「やっば。行かなきゃ。」




  そう言ってさっきまで下を向いていた藍は




  急いで俺の腕をひっぱって屋上を後にした。