俺達はジェット機が見えなくなるまで





  藍を見送った。





  「これでよかったのか??」






  「魁・・・もう俺達にはあの藍をとめることはできねーよ。」






  「そうだよ・・魁兄。あ。啓兄。親父と連絡がついた。」






  やっとか・・




  「なんだって??」





  「藍がそっちに行く理由を言った瞬間に倒れちまったよ。」





  って事は俺達の決めたことはあながち間違ってはなかったか・・





  「そうか。よかった。
   親父。お袋・・・藍を頼んだぞ・・」







  「啓兄。なんかそれ言うとどっちが親だか分かんないな((笑」







  「まー。少なからず俺達のほうが親らしいことしてるだろ。」






  「まーな。藍は俺達とは違って親父達と一緒にいた時間
   少ないもんな・・・・」





  
  「これから考え改めるまで一緒にいればいいだろ。」





  「そうだな・・・」




   それから俺達は家に帰った。