「茜??なんか勘違いしてるようだけど・・・」






  「何を私が勘違いしてるって言うのよ!!!
いつもいつも私と藍を交互にみたり、
   藍のことばっかりみたりしてさ!!!!
   なにも間違っても勘違いもしてにわ。」







   いやいやいや・・・・・





   その時点で勘違いばかりですけど・・・





  
  「茜。いったん外に出よ。」






   そう言って俺達は店を出た






   そして道の細い路地に茜を連れて行って






   俺は茜を壁に押し付け





   茜の可愛い小さな唇に





   俺の唇を重ねた。





   「これでも俺の気持ち分からない??」






   俺が藍を好きとかありえねーし。




   
   だったとしても光輝とは争いたくねーし。





   それに俺は目の前の




  小さくて意地っ張りででも時々素直で




  なんにも汚されていない綺麗な笑顔で





   笑う茜が好きなんだよ。