洸一を見ると、顔が真っ赤になっていた。
わたしまで赤くなった。




『俺の気持ち分かった?』
『うん。でも、わたし・・・』



涙がこぼれてきた。
1粒、また1粒・・・



その時、後ろからわたしを呼ぶ声がした。





『真子!!!!』