『家まで送る!』



潤はぎゅっとわたしの手を強く握った。



『何言ってるの?家隣でしょ?』




『あっ!そっか!』




幸せすぎる。



1秒1秒が潤に恋している。



『改札口通れないよ?手握ってたら・・・』



『離したくない!真子、行くぞ!!!!』



手を握ったまま改札口を通った。


隣同士の改札口を使って・・・