「殺し屋はな、誰かに執着されるのは迷惑なんだよ。そいつが寝返ったり、悪気なく俺の情報を敵に漏らしたりするからな」


「し・・・しないよ!!?私そんなこと絶対しない!!」


「・・・おまえ、俺が好きってことは、逃げたあともいつか俺の前に現れるだろ?」


ええ・・・なんか面と向かってそんな風に言われると恥ずかしい・・・・・・。


「う・・・・・・うん・・・たぶん・・・」


「その時死んでるはずの人間が出てきたら、俺が嘘をついたことになって疑いの目が向くだろ。最悪俺も殺される」


「ええっ!!?」



そっ・・・そんなの絶対だめ!!!




「やっぱりおまえは邪魔な存在なんだよ。だから、今ここで殺す」




えーーーー!!??


殺さないって言ったじゃんかぁ!!!






「最後くらい遺言聞いてやる。なにかありますか?お嬢様」






そう言ってみかはニヤリと笑った。