するとみかは眼鏡(多分ダテ)を装着し、どこからかホワイトボードを持ってきた。
そして上の方に『絶体絶命大ピンチ!?〜今の状況を整理しよう〜』と書いた。
「さて、それでは説明を始めていきます。質問は挙手をするように」
「分かりました先生!」
「良い返事ですね。しかし話は静かに聞きましょう」
「はい!」
そう。私達はふざけているわけじゃない。
これは真面目な話なのだ・・・!!
(少なくとも私とみかは!!)
「それではまず、私の正体からですが・・・これは『本業は殺し屋』で間違いありません」
みかはホワイトボードに 帝→殺し屋 と書き、丸で囲んだ。
「そして、私の目的は『香宮陽菜を殺すこと』です」
「はい先生!」
「はい、香宮さん」
「先生は、いつから私のことを殺そうと思ってたんですか!?」
これはとても大事な質問だ。
答え次第では、私は・・・・・・
また、泣いてしまうかもしれない・・・・・・。
「三日前からです」
「・・・・・・めっちゃ最近!!??」
え、まさかの??