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「・・・・・・ハッ!!?」
ガバッと目覚めると、私は自分のベッドの上にいた。
「あ・・・あれ?」
「おはようございます」
「っ!!?」
ビックリして見ると、みかがにこりと笑い、紅茶を運んできた。
「お嬢様の好きなカモミールです。どうぞ」
「え・・・あ・・・・・・ありがと・・・」
みかが淹れてくれた紅茶を持とうとしたら、自分の手がガタガタ震えていることに気がついた。
水面に写る顔も、ひどく歪んでいる。
「・・・・・・っ!」
夢・・・じゃないよね・・・・・・?
私・・・さっき・・・・・・
殺されそうに・・・・・・。
「あの男は柏崎様ではありませんよ」
「えっ?」