「・・・・・・・・・・・・えっ?」








ギラリと光るそれは。









ナイフだった。











「悪いな。お嬢ちゃんに罪はないが・・・・・・ここで死んでもらう」










そしてナイフを振りかぶる。









「・・・・・・っ・・・!!!」







うそ。


うそよ。




どうして。




どうして私がこんな目に?






2日で2回も命を狙われるなんて。







普通の人は一生経験しないことを、私は経験してしまっている。






なんで・・・・・・どうして・・・・・・。








そこで私は、意識を手放した。