私は生まれた時から体が弱くいつも病院のベッドに横たわって外を見ていた。 走り回る子供、読書をしている女の子、女の人に車椅子をおしてもらう老人。 そんな人達が見えた。 私は体が弱いから外に出てはいけないと母から言われた。 だから私は外を眺めることしかできなかった。 ある日、いつもと同じように外を眺めていたら…希望も何もない目をした君を見つけた。