次の日

私は完全ではないが1人で歩くことはできるようになった。

「いってきまーす」

そう言って家をでると

「はよっ萌花」

「えっ!朔どうして?」

玄関の前には朔が立っていた。

「ほら、後ろ乗れ」

「あっうん!ありがと」

心臓が飛び出すんじゃないかってくらいドキドキした。

私はこの時に分かった。

朔に恋してるって。