「俺こそありがとな。萌花」

すると、保健室のドアがあいた。

「萌花!大丈夫?」

入ってきたのは聖だった。

「大丈夫だよー」

「絶対大丈夫じゃないだろ」

私は朔を叩きたかったが痛いので睨みつけた。

「良かった。とりあえず先生に言っておくね!じゃバイバイ!」

そう言って聖は教室に戻ってしまった。

すると...またドアが開いた。

「先生!」

「あら!凄い怪我じゃない!」