私は石だらけのところでズッコケてしまった。

「痛っ...」

足や手を見ると赤く染まっていて動かすにも動かせなかった。

「萌花大丈夫か!」

朔は凄く心配そうに戻ってきた。

「なんで?なんで分かったの?」

「お前がいきなり見えなくなったから。なんかあったのかと思って。」

朔...あなたはいつもあたしを見ててくれてるんだね。

「そっか。ありがとっ来てくれて」

「おぅ。で、保健室行くぞ。痛かったらいえよ?」