私の隣にはいつもさっくんと書かれている男の子がいた。

「あれ...嘘でしょ!」

私は急いで探し始めた。

「あ、あった!」

私は幼稚園のアルバムを手に取った。

私は自分のクラスのページを開いた。

「ホント...だったんだ...」

真白萌花と書かれている写真の隣にはさっくんと呼ばれる男の子の写真があった。

その下には...

「玉紀朔」と書かれていた。

さっくんは朔の事だった。