その子は...

「確か...さっくんだったかしらね...」

「さっくんか...でも名前はちゃんと分かんないね」

「そうね...ほらもう寝なさい。」

「はーい。」

私はさっくんの名前を考えながら部屋に入った。

私は部屋を荒らしながら幼稚園の時のものを次から次へと探した。

「はぁ...」

時計を見ると12時を過ぎていた。

「ヤバッ寝ないと...」

私は急いで荒らしたものを片付け始めた。