すると...

「萌花!どうした?元気ない?」

「えっ...」

やっぱり聞いてくれるんだね。

「聖がいないから1人で寂しいってだけだから。」

「じゃあ一緒に帰っていいか?」

朔...

「うん。ありがとう」

また...だ。妄想と現実が繋がる。

それから毎日朔は妄想を現実にしてくれた。

最近では妄想か現実か分からなくてパニックになる事もある。