久しぶりの板書に焦ってしまい思わず消しゴムを落としてしまった。

「あっ...」

私は机の下に落ちた消しゴムを拾おうとした。すると...

「はい。落ちたよ」

玉紀君が拾ってくれた。

「あ、ありがとう。」

玉紀君は優しく私に笑ってくれた。

「はっ!」

我に返った。

これは聖に内緒にしないと怒られる。

と、思いながらも妄想をたのしんだ。

次の日。