どうやら、この場所では、シュンさんは顔が広いらしく、気軽に声をかける人や、わざわざ、挨拶しに来る人など様々。




カズキや平田も例外でなく知り合いが多いようだ。。




「カズキ!後ろの女の子紹介しろや。」

「ダメだ!こいつら、俺らの女だから。」




時々、そんなやり取りを耳にした。


学校にはいない、男の人ばかりで…


不思議な光景に感じる…






平田が何やらユキに話し掛けていたが、
私はこの景色に夢中だった。





気がつけば、カズキは助手席にはいなく、見知らぬ人のバイクの後ろにまだり、おどけながら、道をうねっていた。








  とても----気持ちよさそうで・・・


私も風をあんなふうに感じられたら・・