暗く人の気配のない、寂しい真っすぐな道。





そこに私の探していた、希望の光り、そう!







電話Boxを、視界にとらえた。





しかし…

裸同然の私にはお金なんてあるわけはない。




方法は一つ…









警察への通報しか私には、残されていなかった。






迷ってる暇はない!





この瞬間を、今見張られていてるかもしれない。




でも、今私が行かないと、舞は確実にあの男達にレイプされてしまう!




何も行動を興さないでいるなんて、死んでもできないよ!






大きく息を吸い込み、呼吸を整え私は、小さいけれど確かに、そこに光り輝く、希望の元へ全力で駆けだした。