「こんばんは!俺、シュン。よろしく」

年上らしい落ち着いた感じ。



「こんばんわ。カズキくんと同じクラスの舞です」


ぺこりと一礼。




「じゃ、行くわ!近いうち、学校行くから。!!」


「うん!待ってるよ!」

そういってカズキがその場を去ろうとしたとき、急に立ち止まった。


「うん??」


「宮坂?」


「何?」






「その服・・似合ってるよ。」






「なっ////」


男の人にほめられたのなんて初めてで、顔が急にほてりだすのが自分でもわかる。





フフっと笑うと右腕をかるくあげて


小走りでカズキは車に乗り込んでいく。




「今度遊ぼうね~」



シュンが叫び、パパーン 2回クラクションを鳴らすと、低くうるさい音をたてて、去っていった。







   これが……

シュンとの出会い・・・