ふわふわ。ふわふわ。
ずっと頭がふわふわしてて、
翌朝目が覚めても、まだ夢の中にいるような感覚だった。
「おはよー…」
「おはよ、凛!
眠そうだね」
「うんー…
まだ夢の中にいたい…」
いつもの集合場所に行くと、もう美音と真白くんが待っていて。
自然と緩んでしまう私の頰を見ながら、二人が目を合わせた。
「悠里となんかあったわけ?」
美音がズバリ言い当ててくるから、
重かったまぶたをカッと開いた。
「な、なぜそれを…?」
「逆にそれ以外なんかある?」
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